今回は前回作成したTFTPD64でGhostを起動した際に、
自動でGhostイメージが流れ込むようにスタートアップの設定を変更する方法の説明です。
TFTPD64の使い方は前回を参照して下さい。
http://coffeekko.com/pxeboot-tftpd64/
WindowsPEスタートアップファイルの起動
今回は前回作成したカスタムWindowsPEのスタートアップを編集します。
TFTPD64に保存した「boot.wim」を作業用フォルダにコピーし、マウントします。
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copy C:\tftpd64\PXE\sources\boot.wim C:\winpe_amd64 Dism /mount-image /imagefile:c:\winpe_amd64\boot.wim /index:1 /mountdir:C:\winpe_amd64\mount |
「C:\winpe_amd64\mount\windows\system32\startnet.cmd」を管理者権限で開きます。
スタートアップファイルの編集
今回はセッション名を「a」として、展開後に再起動するようにします。
「start Ghost64.exe」の部分を下記に変更し、上書き保存します。
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GHOST64.EXE -clone,mode=restore,src=@mca,dst=1 -sure wpeutil reboot |
src=@mcの後の「a」がセッション名になっているので、変更するときはここを変えます。
例えばセッション名を「TEST」としたいときは「src=@mcTEST」とします。
dst=1はローカルディスク1にイメージを復元するという意味です。
コマンドの詳細はsymantec公式に一覧があるので気になる方はこちらをチェックして下さい。
https://support.symantec.com/ja_JP/article.TECH106615.html
保存してTFTPDにコピー
マウントを解除してTFTPD64にコピーします。
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dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\winpe_amd64\mount /commit copy C:\winpe_amd64\boot.wim C:\tftpd64\PXE\sources\boot.wim |
これで完了です。
対話型で進めていく方法は次回作成予定ですので興味があればそちらも見ていって下さい。
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